総合商社 に就職する理由めっちゃ考えたけど、マジでなかった

今回はだいぶ身の上話。

■ 総合商社カッケー的なミーハー就活生の爆誕

数年前の就活時期、僕は典型的なミーハー就活生だった。
年が明けたタイミングで就活を始めて業界トップの企業を、片っ端から受けるそんな感じの全国に1万人はいるんじゃねえかってくらいのミーハーな奴だった。
だってしょうがねえじゃん、どうせ行くならトップの大企業に入りたいし。
と平気で言い訳できるタイプだった。
そのくせプライドは人一倍高かった。
皆から尊敬されるようなところに入りたい、何ならそこそこモテたい。と思っていた。
側から見たら相当痛いし、みっともないw
そんな僕が総合商社に目をつけるまで、さほど時間はかからなかった。
世界を股にかけ、各国のビジネスマンや役人とタフにネゴシエートして、途上国にビジネスを作り出し、美しく、聡明な女性を嫁に貰う。(できればCA)そのくせ給料は飛び切りに良いし、周りの就活生からは尊敬の眼差しで崇められる。
これはもう受けるしかないっしょ。総合商社は溢れんばかりの僕の承認欲求を満たしまくってくれる感じがあった。
僕の親父も総合商社を激推しした。
「本物の男は総合商社にいく」
コーヒーを飲みながらドヤ顔で親父はそう言った。そして僕はそれに大いに賛同した。
親父が食品メーカーの法務であることは既に忘れてしまっていた。
そういうわけで色々と総合商社の説明会に参加してみた。
叔父さんのツテでOB訪問もしてみた。このあたりから雲行きが怪しくなってくる。

■ 総合商社へのOB訪問で説教された僕

三○物産本社前
僕(15:00に待ち合わせだし14:50には着いておこう)
 – 15:00 –
僕(あれ、こないな。まぁ数分内には来るでしょ!)
 – 16:00 –
僕(え、全然来ねえし、連絡もねえ。なんだこれ)
1時間経っても一向に社員さんが現れない。
ただ僕はそういう時も結構落ち着いているタイプで、ぼーっと突っ立っていた。
途上国で26時間のバスに乗ったことがある僕は待つことに慣れている。なんてことはない。
しかし、社会人が1時間も遅れることはそうそうないだろう。
そう思った僕は流石にそろそろ帰るかと思った。
そんな矢先、爽やか…には程遠い30代前半くらいの男性に声をかけられた。
Aさん「君が鳥兄貴さん?ちょっと俺あんま時間ないから手身近に頼みます」
僕「あっ、はい」
えっ、なにその態度www
結構まじでそう思ってしまった。これは僕がおかしいのだろうか?
いくらOB訪問させてもらっている立場とはいえ、普通1時間も遅れてきたら形式的には一言くらい謝るだろ普通。
おまえ日本人か?と疑うくらいのふてぶてしさだった。
更に畳み掛けられ
Aさん「「あっ、はい」じゃないでしょwww ちゃんと挨拶しないとダメじゃん」
ここら辺の温度感、残念ながら当時就活生だった僕はよく分からなかった。
今となっては分かるけど、なにも社会を知らない就活生には酷な話だ。
こういう部分は体育会の学生が強いんだろうな。きっと。
情けない話だが、僕はその時、この会社に入ったら絶対苦労するだろうなと何となく思った。
と同時に神聖化していた総合商社を再度見つめ直してみようと考えた。

■ 就職しても配属は運、駐在も運、なにもコントロールできない。

そのあとの僕は総合商社について、ちゃんと調べ始めた。
友人やネットを頼りに結構ちゃんと時間を使って調べた。
分かったことがあった。
総合商社は”自分でコントロールできないことが多すぎる”
扱う事業も、駐在地も、何もかも自分の意思の元選ぶことができない。
僕は総合商社に入社して、エビを養殖して売るような一生を送りたくない。
なぜ自分で自分の人生をコントロールできないんだろう。
更に分かったことだが、総合商社は総じて体育会系の会社のようだ。
中高まで体育系の部活に入ってたような似非体育会の僕には確実に厳しい環境と感じた。

■ 面接直前に「志望理由がない」ことに気づく

とはいえやっぱりミーハーなのでESも出したし、テストセンターも受けた。
なんだかんだで就活の頂上決戦感がある商社の選考は就活生の僕には結構楽しかった。
ここで内定取って後から入るかどうか考えよう、そう思って選考に挑んだわけである。
しかし、いざ一次面接前夜になって、悲しいことに気づいてしまう。
「志望理由がマジでねえ」
結構ひねり出そうと一晩中考えた。ものすごく考えた。
それでも全然思いつかない。
僕がやりたいこと、どう考えても商社じゃできない。考えれば考えるほど、その結論に至る。
受験生時代に志望校の数学の過去問とにらめっこするのが好きだった僕でも、まるで思いつかない。
親父に聞いたが、あんなに総合商社を激推ししていた親父でさえ
「確かに、言われてみればよくわかんねえな」
とのたまう次第だ。しっかりしてくれゴッド・ファーザー(親父は僕に自分のことをそう呼ばせる)
総合商社はやりたいことがないやつが行く会社だなと思った。
もうダメだこれは。
そう思った僕は一次面接を無事ブッチし総合商社に入ることを諦めた。
呆気ない就活の終わりだったと思う。

■ どんなに賢くて、経歴が良くても、焼きそばハイボールをイッキさせられる

呆気ない就活の終わりだったとはいえ
今振り返ってみると、選択は正しかったんじゃないだろうかと今は思っている。
総合商社ってエリートみたいに言われてるけど、中身は結構ひどい。
昨年、話題になった焼きそばハイボールイッキ事件(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171211-00010000-binsider-soci
これ2017年に起きてるって信じられます?
こんなことしてるならマジで勉強して世の為になるプロダクトやサービス作った方が何倍も日本や世界にとって良い。
優秀な才能にこんなことさせる意味って何なんだろう。
今就活をしていて、総合商社を考えている就活生の方はその辺りのことを再度考えてみてほしいと思います。
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