集団面接 を受けて、面接での正しいアピール方法を知った

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かつて外資広告代理店を受験した

※一部内容にフェイクをかけています

僕はかつて、就活生時代に、とある外資の広告代理店の選考を受けていた。

世界でも指折り、海外なら誰が聞いても分かると思われる某広告代理店、その会社のプランナーになる。そして、ゆくゆくはカンヌライオンズのグランプリを受賞する、そんな未来を描いていた。(若かったw)

外資広告代理店の選考を受けた理由は2つ、外資に対し謎のブランド力を感じていたのと、そこの会社に尊敬できる知り合いの方がいたから。

ITと広告に関心を持っていた僕は、小さい頃から世話になっていたお兄様のお願いということもあり、かなり前向きに選考に挑んでいた。(当時は内定を持っていなかった気がするし)

ESは自由記述のような形式になっていて、好き勝手に自分がなんで広告をやりたいのか、自分が何が得意なのかということを、思いっきり書いた。それはもう書き殴った。

程なくして、ES通過の連絡があり、同時に1次面接の案内が来た。

1次面接は過去の選考データを振り返ると、集団面接のような形式になっていて、普通に喋ることができれば突破できるはずとのこと。

それなりに学生時代頑張ったことも固まってきたし、志望理由も明確になってきた自信があった僕はそこまで緊張せず、リラックスしながら選考当日を迎えることができた記憶がある。

迎える、外資広告代理店の1次面接

1次面接当日、人事の担当者に指定された場所と時間に赴くと、2人の学生らしき人がいた。

僕以外に、面接を受けていた上智大学の女の子と、一橋大学の男の子の2人。

集団面接の選考前あるあるだが、どことなくお互い牽制しあった雰囲気で入室し、1時間に渡る集団面接が始まった。

ものすごく部屋が広いのに、机が1つしかなかったのが印象に残っている。

僕はこの時、彼らとの集団面接を経験することで、学生時代頑張ったこと、志望動機、の正しい伝え方を理解するとはこの時は夢にも思っていなかった。

どこか能天気で、選考前には直前なのにハイチュウを食べてて、斜に構えているような、痛い奴だった。

就活テンプレートって感じの上智生

集団面接のこの選考の形式は至ってシンプル。

面接官がランダムで就活生を指名し、指名された就活生が答える。そして次の学生に同じ質問を投げかけ、学生は回答する。この繰り返しだったと思う。

ランダムで当てられるので、油断することはできず面接の会場は比較的、緊張感が漂っていた。

まずは学生時代に頑張ったことについて

1人目の上智の女の子は所属しているサークルの役職の苦労した話をしていた。ハキハキと明るく話しつつ、結論ファーストで話の内容がわかりやすい。また成果も定量的に語られており、成果のイメージがつきやすい。いかにもテンプレート作ってきました、といったような隙のない様子のエピソード語りといった感じ。

志望動機も就活サイトでよく見かけるような、抽象的だけど、まとまった感じの印象を受ける内容。

彼女の話を聞くと、就活を要領よくこなして来たんだろうなと感じるレベルで、ついつい気後れするくらいだった。

一橋生は飲食バイトの経験をつらつらと語り出した

2人目の一橋の男の子、飲食店バイトの経験をつらつらと語る形式。彼のこの話が僕にとても大切なことを気づかせてくれることになる。

彼が話始めて早雲2~3分が経過した。

最初に思った印象は話が『長すぎる』ということ。

結論が最初に来るわけでもなく、話し口もかなりゆったりしているので人によってはダラダラ話しているように聞こえるかもしれない。

しかし、これが面白いのだ

彼の話していた内容を、思い出しつつ、まとめていくとこうなると思う。参考までに是非読んでみてほしい。

『自分は飲食店で4年間アルバイトをしてきました。4年間アルバイトしてきたのは留年もしたからです。しかし今では4年間に渡って、このバイトをできたことを嬉しく思っています。4年間やってきたこのアルバイトでは一流レストランのホールをやっていました。僕はこのホールのアルバイトがすごく楽しかった。シェフが作る一流の料理を僕がお客さんの元に届ける。料理をお客さんの元に届けると、お客さんの笑顔を見ることができる。たったそれだけなんだけど、この仕事がとても好きでした。僕はこの仕事にとても誇りを持って働いていました。そして来年、いよいよ卒業します。いざ卒業し、社会に出るとなった時のことを考えると、卒業してからも同じような仕事をしたいと思いました。広告はまさにそれだと思います。料理と同じように、世の中には優れたものが沢山ある。僕はそれを色々な人に届ける仕事をしたいと思います。最高の料理もホールがいないと、お客さんの元には届きません。僕はこの仕事を通じて、各クライアントが想いを込めて作り出した製品やサービスを多くの人に届けたい。そして彼らの笑顔をみたい。そう思っているんです。』

エピソードの中身じゃない、自分の経験に自信があるか、それが重要

いかがだろうか。

就活生がテンプレートのように話す語り口とは全く違う様子が伝わるだろうか。

結局のところ、この就職活動においては、誰かのコピーを話すことしかできない就活生が大半を占めている。(そしてそれは就活サイトに乗っている内定者の志望動機のコピーや、内定者の頑張ったことのコピーである)

だからこそ、彼のように自分の経験を自信を持って語り、そして自分の経験から感じ取ったことを言語化できると本当に強い。圧倒的にリアルなのだ。

飲食店のアルバイトの話を就活で使おうと思う学生は少ないのではないだろうか。しかし、それは多くの就活生が彼のように自分の経験に強い自信がないからだ。

『エピソードの中身なんて関係ない』

その経験を通じて何を感じたかということをキッチリ話すことができれば問題ないということを僕は彼のエピソードを聞いて感じた。

面接官からもその様子が感じられた。明らかに上智の女の子の時よりも、前のめりになって色々な質問をしている。彼らは一橋生の彼に強い関心を持っていた。

程なくして選考を終えた僕は、今一度自分のエピソードが就活テンプレートになっていないかの確認をすることになるのであった。

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